ノーリフト特訓③


つい昨日、特養ホールでリフトの練習をしている職員の集まりがありました。

デモ機を借りている状況ですが、実際の乗り心地、操作性、利用者に良いのかどうか検証しています。利用者の方には5名の方に試乗していただきましたが、皆さん楽だね、いつも移乗時には体が痛かったけど、これなら楽だね。ととても良い反応でした。

利用者の方の写真はこれから公開しますが、まずは試乗練習などの様子を公開します。

ノーリフト特訓②


前回のブログでは、ノーリフトに取り組んでいる内容について公開しました。

今回は紹介第2段です。

理学療法士の島川さんには、職員集合研修のみならず入居者の方の姿勢の確保、より安楽な姿勢の保持の方法についても個別に助言・指導をしていただいています。

入居者の方に使用するスライドシートの実際の使用方法、身体の一部が拘縮されている方の体交まくらの使用方法を居室を周りながら具体的に教えて頂いています。

枕は、関節の間に入れるのは意味がなく、褥瘡を出さないためにも重力が分散されるように活用しなければなりません。その方法を教えてくださっています。

ここでも根本的な支援の仕方を変えることが出来てきています。

スライドシートを使用しての車いすからベッドへの移乗です。

今までは、一度職員が抱きかかえて、立位をしていただいての移乗でした・・・

その際には、体の痛みが伴う状況でした。これを活用することで痛みは全くなく、苦痛なく移乗が出来るようになったようです。この方からは滑るやつもってきて とご依頼があります。

 

 

ふきの皮むき2018


毎年この時期恒例となりました「ふきの皮むき」を5月23日に行いました。

今年は暖かい日が多かったので、昨年より少し早めに職員3人でふき採りに行ってきました!今年も近隣の赤井川へ採りにいき、50㎏でした。

採ってきたふきはさっそく、本館ホールに並べて入居者の皆さんに皮むきして頂きました。やはりさすがの手さばきです!!ちょうど施設に来ていたご家族さんも一緒に皮むきを手伝って頂き、ありがとうございました。そのかいもあり、皆さんのベテランの技であっという間に終わってしまいました。

皆さんが皮をむいてくれたふきは次の日の24日夕食に「高野豆腐とふきの煮物」、25日朝食で「ふきのみそ汁」夕食には「ふきごはん」として提供しました。

 

 

日本財団から福祉車両の助成を受けました!


社会福祉法人よいち福祉会では、公益財団法人日本財団の助成を受け日産キャラバン(車いすリフト車)を導入致しました。日本財団の鮮やかなイラストが描かれている車両をすでに見掛けた方もいらっしゃるかと思いますが、主に当法人のデイサービス送迎で活躍しています。

また車いすが4名同時に乗車できるという能力を活かし、デイサービスだけなく特別養護老人ホームの外出レク等でも、入居者の皆さまの活動範囲を広げるための手段として大いに役立てられています。

公益財団法人日本財団をはじめ、ご協力を賜りました関係者の皆様には深く感謝申し上げます。

「男性の料理教室」参加者募集!


 

6月27日(水)に第38回「男性の料理教室」を開催します。


今回のメニューは、これまで参加された方々のリクエストの中から、

「カレーライス~オムカレー~「野菜サラダ」を作ります♪

〇料理は初心者だけどチャレンジしたい方、

〇男性同士楽しく交流したい方、

〇日々の食事の悩みを話し合いたい方など、

どなたでも大歓迎です!

申込みは6月15日締め切りです。お待ちしています!

 

ノーリフト特訓中!!


現在、特養フルーツ・シャトーよいちでは、利用者をかかえない・もちあげない・ひきずらない、介護者の一方的な力で介助しない、いわゆるノーリフトの考え方で介護を変える取り組みを進めています。

当施設で指導してくださっている伊達市の認定理学療法士、島川弘美さんと昨年の9月頃に知り合うことが出来、現在も介護の改善に力を貸して頂いています。

介護業務において、介助を必要とすればするほど相手を抱き上げたり、支えたりする動作はなくてはならないものですが、そのため職員は腰を痛めたり、利用者は抱き上げられる度、特に関節や筋肉が固くなっている利用者の方には動作介助の度に痛みを伴うことが日常的に存在しています。

その負担を極力少なくしたい という考えから、この取組を進めているところです。

まず昨年11月に島川さんに来ていただき、利用者にも職員にとっても「人にやさしい介護」というテーマで研修をしていただきました。


人にやさしい介護とは、福祉用具を使用するということのみではなく、人と人との関係作りから始まります。普通は嫌な人に介助されたくないです。
介護を受ける人にとって、介助する側は嫌な人にならないということも大切なこと。
また、介助の際にはまず相手に説明、顔をみて、目をみて理解していただくこと。これからどんな動作に協力してもらうか、どいう気持ちの準備が大切ということを改めて気づくことが出来ました。


福祉用具を使用した、相手にとっても、介助者にとっても負担の少ない方法を学びました。これはスライディンググローブです。ベットと身体の圧を抜いてくれる優れものです。
ベッド上で自力で体の姿勢を変えることが出来る人は問題ないのですが、ご自分で
姿勢変換が出来ない方には、とても有効です。
ベット上で、楽で居心地のよい姿勢が確保できるんです。

これはスライドシートです。ベット上での身体をずらす動作に活用できるものです。これがあると介助者の少しの力で、移動させることができます。介助者の負担も軽くなります。現在は利用者の方から、「あのすべるやつ持ってきて」と言われるほどに・・

シートやグローブも活用している最中ですが、つい先日5月22日に、島川さんに再度来ていただきました。

今回で研修は実は3回目。今回は移乗動作とリフト試乗等の研修です。



立位の介助の練習です。


リフト試乗では、ハンモック状で活用することが可能ということがわかりました。

驚いたのは、利用者の方の手のむくみが取れてきたこと。これは驚きました。

とても居心地が良さそうでした。

今回紹介しきれなかったので、これからも取組は更新していきます。

 

 

ゆうるりに新しい五月人形が寄贈されました。


月が経つのは早いものでもう今年に入って4か月が終わろうとしております。

さて今回はもうすぐ5月ということもあり、ゆうるりでは五月人形を飾っております。
人形は一つでしたが、つい先日もう一つ増えております。

 

ゆうるりの職員のご家族から新たに五月人形を寄贈してもらいました。それがこちらです。ぜひ見に来ていただけたらと思います。

 

とても立派な五月人形です。

散歩がてら入居者の方が見に来ておりました。「こんなに立派な五月人形は見たことがないわ。どこの武将なんだろう。これはいいもの見れたわ。」などと笑顔で話しておりました。最後に記念撮影しました。

 

 

新規採用職員研修はじまりました。


平成30年度がはじまりました。今年フルーツ・シャトーでは、7名の新しい職員が仲間入りをしました。介護職員が6名、事務職員が1名です。

4月2日に理事長より7名の新規採用職員に辞令が交付されました。その後早速研修がはじまっております。研修は理事長より法人の沿革や求めたい職員像の説明から始まりました。続いて施設長よりフルーツ・シャトーよいちについて、理念や職場の中で大切にしていることや職場環境、職員への支援の内容等の説明を受けました。初日は、社会人のルールを学んだり、各事業所へ挨拶も兼ねて法人の施設見学をしています。

(下)各部署へ挨拶に行きました。フレッシュな顔ぶれです。初日は緊張感でいっぱいでした。

2日目は、利用者のプライバシーについてや接遇姿勢の研修、情報システムについてや個人情報のことについて学習しました。

3日目は各職種の仕事についての説明です。介護部門は、浅田主任と山本援助員より説明をしてもらいました。山本援助員からは、「仕事は責任があるし大変なことが多いと思うが、その分頑張りがいもあります。困ったことがあったら、一人でため込まないことが一番大事です。相談に乗ってくれる人がたくさんいるので安心して働いてください」と話がありました。

 

相談部門は和泉山相談員から話をしてもらいました。相談員の仕事は介護職員のように生活自体を支える職種ではないが、利用者の方々の身近な存在でありたいと思っている。利用者の話をこちらから聞きに行き、関わりを持ち続けることをとても大切にしている。利用者の皆さんが相談しやすいと思ってもらえるように日々業務を行っていますと話がありました。

新人職員の皆さんは午前の講義が終わるとそこから現場での実務研修を受けています。

研修はまだまだ続きます。一緒にがんばりましょう!

 

 

 

 

3月26日北都プロレスの方がゆうるりに来てくれました


3月26日14:30~ゆうるり会議室にて北都プロレスのレスラーが来てくださいました。水色のジャージの方はなんと沖縄の琉球プロレスの方々です。

皆様ガッチリしていてすごい迫力があります。

自己紹介後に入居者の皆様と触れ合っていただきました。

入居者の皆様からは「すごい筋肉だね」「どうやったらこんなに太くなるの」と終始笑顔であふれていました。

そのあとは、職員と入居者の皆様を持ち上げていただきました。迫力満点で皆様喜ばれておりました。

そして最後にプロレスラーの方に職員が技をかけていただきました。「いやぁ中々いたかったですね~」と本人は話していました。

北都プロレスの皆様ありがとうございました。またのご来園をお待ちしております。

 

 

 

 

港・大川町ユニット家族懇談会開催!


2月24日(土)10:30より港・大川町ユニットの家族懇談会を開催しました。

当日は10名のご家族様が参加してくださいました。

今回の内容は①入居者の日課表・それに基づいた記録とその公開について ②介助方法の見直し(利用者・職員にとってもやさしい介護として)

について話をさせていただきました。

①日課表・記録について

日課表とは:日頃入居者がどのように生活していくのかを時間ごとに個別で表にしたものです。

これからは、ここでどのように入居者が生活しているのか、ご家族の方々がイメージ出来るように伝えてきたい。より安心感を持っていただきたい、新しい職員も一目でわかるようにしたいという考えから個々に作成してはいますが、これからは記録も合わせてご家族にお渡しすることといたしました。

記録については実際どのような記録が入力されているか、という所を日課表と照らし合わせながら話をさせていただきました。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②利用者や職員にとっても「やさしい介護」について

やさしい介護とは:「ノーリフト」(ベッド上)でひきずる・持ち上げる という事をしないという考えで介護をする事。

昨年11月より「介護改革」として、介護方法の見直しを開始しています。理学療法士の島川先生の研修に参加し、今まで当たり前に行ってきた介護方法が職員だけではなく、入居者にも負担になっていた事がわかりました。服のしわ・体交枕の位置・声かけの仕方により身体が強張ったり、拘縮(筋肉が固まって伸びなくなる事)に繋がったりしていた事がわかりました。このことを是非、ご家族様にも伝え、改善に取りくみ始めた内容を伝えたい、そんな考えから今回の懇談会の題材としました。

ご家族様にも是非この機会に違いを体験していただきたいと思い、後半は実践を行いました。

 

 

 

 

 

 

「ノーリフト」を実践するにあたり、ベット上で身体の滑りを良くするための「グローブ」と「スライディングシート」を実際に触っていただき、シートを使った体位交換、グローブを使って服のしわを伸ばし、身体を真っすぐにし寝やすい態勢づくりを体験していただきました。「シート使うとかなり滑るね。」「グローブ使うと身体に指がひっかからないからスムーズ!」「その人が寝やすい姿勢って人それぞれ違うので、難しい事ですよね。」などの感想をいただきました。服のしわを伸ばし、身体全体を伸ばす事で拘縮の予防になったり、皮膚のトラブルを防いだりする事に繋がります。

*特養では、スライディングシート7つ、マルチグローブも7つ揃え、7つのグループで活用を始めました。

また、ご家族が実際介護をした中で困った事、どう介護したら良いのかという質問があり、職員がモデルとなり実際にアドバイスしながらご家族に道具を使用していただき介護体験をしていただきました。

「食事や排泄などの介護してくれるだけでも感謝していたが、入居者の姿勢などにも気を使って研究してくれて感激した。実際に体験してみると全然心地よさが違った。」

「フルーツ・シャトーに移れて本当に良かったと感じた。」などのお声をいただき、職員とご家族が意見交換しながら懇談会を進めることができました。

演習終了後は、拠点にて一緒に昼食を召し上がっていただき、懇談会は終了です。

参加していただいたご家族の方々、本当にありがとうございました。