「北海道大学民謡研究会合唱団わだち」の皆さんにお越しいただきました!


8月25日、「北海道大学民謡研究会合唱団わだち」の皆さんにお越しいただきました!演奏が始まる前から入居者は「北大生が来るって!」と、この日を楽しみにされていた方も多くいました。

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「北海道大学民謡研究会合唱団わだち」の皆さんは、日ごろから日本伝統民舞・混声四部合唱を練習され、毎年夏には自分たちで舞台演出から宣伝活動まで1週間近く泊まり込んで地方公演を行うなど精力的に活動されている北海道大学公認のサークルです!今年の地方公演は余市町ということで、小演奏会を当施設で行って頂きました。

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和太鼓や民謡など、迫力ある演奏と息の合った動きに入居者も夢中になって見たり、手拍子したり口ずさんだりしていました。入居者の皆さん、学生さんが大勢来てくれたことにとてもうれしそうでした。最後は皆さん一緒に「ふるさと」を唄い、約1時間たっぷり楽しませてもらいました。

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終わったあと、ある入居者からは「こんなの初めて見た!すごいよかったよ」と興奮して話してくれました。

 

「北海道大学民謡研究会合唱団わだち」の皆さん、ありがとうございました。

そして、これからも頑張ってくださいね。

 

 

 

フルーツ・シャトーよいち 夏祭り開催


8月21日(日)フルーツ・シャトーよいちの一大イベントの夏祭りを開催しました。

1週間前から毎日21日はどの天気予報も「雨」。台風も来ているし…降水確率は常に60%以上でしたが、なんと!!!

当日は、誰もが予想しないくらいの「快晴」で天気には恵まれすぎましたー。

とてつもない「晴れ男」か「晴れ女」がいるのでしょうか。。。

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とにかくとっても良い天気でした。

入居者のみなさんも念入りにおめかしをして、夏祭りが始まるのを待っています。

今年も「さわやかカットサービス」の方々が入居者のメイクを行ってくれました。いつもありがとうございます。

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今年の模擬店は「居酒屋みやちゃん」の店主 宮田さんの協力により、焼きそばを販売してもらいました。みやちゃん大好評で「今年のやきそばおいしいね」と声があちらこちらから聞かれました。宮田さんご協力ありがとうございました。

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いつも入居者の方々の理美容でかかわってもらっている「さわやかカットサービス」さんは、ぜんざいを販売してくれました。あっという間に準備していた120個が売り切れるという人気でした。

ご協力ありがとうございました。

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そして毎年恒例の「やきとり」は相変わらずの大繁盛。

暑かったのでビールやジュースは大人気でした。

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中庭では「カフェ」なんかもあったり、「ゲームコーナー」もありましたよ。

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かき氷はこの暑さで売り切れてしまいました。

さてイベントに移りましょう。盆踊りの開始です。盆踊りは舞踊クラブでお世話になっている木村先生を踊りの先頭に「ソーラン節」と「北海盆唄」を2回ずつ踊りました。

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踊りに参加していただいたボランティアの方々ありがとうございました。入居者も職員も地域の方々もみんなで踊って、とっても大きな輪になりましたね。

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さぁ、次は「北海道医療大学のよさこい」ですっ。今年も躍動感のある素晴らしい踊りを披露してくださいました。こちらです!

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ある入居者の方が夏祭りの感想を話してくれました。「もう何日も経つけど今でもあの踊りが忘れられないよ。すごかったね。いいもの見たよ」と忘れられない思い出になったそうです。

 

続きまして夏祭りのこどもたちのメインイベントとでも言いましょうか。「流しそうめん」です。今年もたくさんの人で賑わいました!

竹がどこにあるのかわかりませんね・・・。

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そうめんを流す係は学生ボランティアの皆さんに手伝っていただきました。

ありがとうございます。

夏祭りももう終盤です。最後は農産品バザーの時間です。

今年もこんなにたくさんの農産物が集まりました。すいか、トウモロコシ、カラーピーマン、ミニトマト、お米、なすびししとう、豆などなど。提供していただいた皆様、ありがとうございました。

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毎年のことですが、相変わらずのにぎわいですね。

これで夏祭りのすべての催しは終わりです。ながながと読んでいただきありがとうございました。今年の夏祭りも無事終えることができました。夏祭りに協力してくださった皆様、ありがとうございました。

 

 

ゆうるり発!余市イオンへ買い物に出掛けました。


8月8日に入居者の方3名と援助員2名で余市イオンへ買い物に出掛けました。

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入居者の中には楽しみにしていて、「昨夜は眠れなかった」と話される方もいらっしゃったようです。

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買物後はイオン内で昼食。たまには外の食事もいいものです。

皆さん、好きなものを美味しそうに召し上がっていました。

帰りの車内では「楽しかった~、また行きたいね~」と話されていました。

 

ボランティア活動推進委員会。


特養フルーツ・シャトーよいちでは、ボランティアの方の受け入れを積極的に

実施しています。

月に2回定期的にお越しいただいている、書道の米坂 様、舞踊の木村 様、生け花の池田様と佐藤様。お菓子作りの 浜田様と菊池様。

月に1回は 心の会 の皆さま。心の会の方は、入居者と雑談をしたり、一緒に歌を

歌ってくれております。また、お茶の先生の 森 様も来てくださっています。

そして、すっかり定着しましたが、余市旭中学の学生さんも喫茶店のボランティアにきてくれています。

ボランティア活動推進委員会では、受け入れスケジュール調整、内容の企画、吟味、反省をしています。

委員長を2年している和泉山です。ボランティアの発掘も一層考えていきます。

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接遇委員会の活動報告。


28年度の接遇委員会では、当施設の接遇コンセプトを決め、活動しています。

接遇コンセプトは「気遣い・思いやりのある接遇」です。

接遇は挨拶だけには留まらず、相手に良い思いをしていただく行動と言えます。

接遇姿勢は常に見直し、いつでも、だれでも来やすい施設であり続けることが大事だと思います。

当施設では、お客様には「いらっしゃいませ」という挨拶をしています。また、当然ながらですが、入居者の方には敬語。職員間の呼び名も職名または、さん付けを基本にしています。

委員長は 浅田南(あさだ みなみ) です。接遇向上の企画を進めていきます。

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8月21日夏祭りがあります!


8月21日(日)15時~17時まで夏祭りを行います。

雨天時は施設内で行います。

盆踊り・北海道医療大ヨサコイ・流しそうめん・農産物バザーなどの企画がございます。模擬店では、居酒屋みやちゃんのやきそば、美容室のさわやかカットさんのネイルコーナーとぜんざい、焼き鳥、綿あめなど多数の出店があります!           また、参加してくれた子供たちにはお菓子のお土産もご用意しております!

ぜひ、皆さまのお越しをお待ちしております!!

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HP用ポスター

 

 

 

ゆうるりで普通救命講習を7月26日・27日に行いました。


7月26・27日の2日に分け、普通救命講習を受講しました。

積丹消防の方が講師で、計8名の介護職員が参加しました。

まず初めに応急手当基礎知識についてDVDの講習です。

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皆さん真剣に観てますね。

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DVDの後は救命処置の実技を行いました。

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人形を使って心肺蘇生の講習を受けました。

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またAEDの使い方の講習も受けました。

最後に効果測定を行い無事救命講習を終了しました。

入居者の方の特変にも対応できるよう、しっかり講習内容を

生かしていきたいと思います。

 

 

8月7日、七夕でした


北海道はひと月遅れの8月7日が七夕です。

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短冊に願い事を書き笹の葉へ飾りつけをしています。

「日馬富士関に会えますように」「日ハム優勝」などスポーツから「足が早く治りますように」など健康まで皆さんが思い思いに願い事を書いていました。

 

その笹の葉のお隣には、いつもホールの真ん中で育てている「アデニウム 別名で砂漠のバラ」があります。ジッと真剣に見ている入居者がいたので注目してみると「お、綺麗な花が咲いたんだ!」と思い、近付いて写真を撮りにいったところ・・・

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「・・・あれ?」

なんと、紙で出来た花でした。

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入居者から「折り紙で作って飾ったんだよ」と教えてくれました!

お見事です!!

 

 

余市町立旭中学校の喫茶店を開店しました!

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7月23日(土)余市町立旭中学校による喫茶店を開店しました。

学校が夏休みの中、11名の学生さんに参加していただきました!

毎回たくさんの学生が参加してくださり、感謝しております。

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喫茶開始のアナウンスの練習の様子

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今回は入居者誘導の補助やウエイトレス係、作る係に3人~4人で分かれていただきました。

こちらは誘導係。「学年はいくつなの?」「部活動やっているの?」などお話しをしながら

ホールまで案内していただきました。

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こちらは作る係。「クリームぜんざい」を作っている所です。

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こちらはウエイトレス係。「ご注文何にしましょうか?」と尋ねています。

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今回は職員の三線に合わせて、11名の学生の方に前に出ていただき

「ふるさと」を唄っていただきました。

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その後は一人ひとり自己紹介をして頂き、入居者からは大きな拍手をいただきました。

「若い子がたくさん来るのは元気が出る」「歌上手だね」など入居者の方々も満足な様子でした。

次回は9月の開催を予定しております!

積丹夏季セミナー2日目


 

セミナーの2日目は専門職のためのリスクマネジメント研修会が行われました。町内外から施設や病院などの職員約50名に参加頂き、講演とグループワークを行いました。

初めに、講演「転倒の要因分析に必要な情報の収集」 特定非営利法人メイアイヘルプユー 鳥海房枝様に講師をして頂きました。

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「高齢者施設における転倒事故は減らせる」という本を資料にして、事故から人材育成の重要な機会に位置づけて取り組む必要があるということでした。

転倒事故は、事故報告書の作成過程において丁寧に要因分析することで気付きがあり対策や改善につながっていく。決して「見守り強化」など精神論で終わることのないよう、要因分析が重要であると強調しました。転倒し骨折に至る原因として「原因は骨粗鬆症だから」だけではなく、

  • めまい、ふらつき
  • 起立性低血圧、食後性低血圧、不整脈
  • 疾病、傷害
  • 薬剤
  • 体型、足の形、歩容
  • 環境、福祉用具
  • 具体的なケア

上記の視点を持ち、原因を探ることが大切です。

 

その後、当施設で起きた実際の事故事例をもとに4~5人に分かれてグループワークを行いました。

ファシリテーター:新津ふみ子さん(メイアイヘルプユー代表理事)

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コメンテーター:宮島渡さん(高齢者総合福祉施設アザレアンさなだ常務理事・総合施設長)、葭田美知子さん(メイアイヘルプユー理事)、川崎千鶴子さん(メイアイヘルプユー理事)

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グループワークでは、実際に当施設で起きた転倒事故を個人が特定されないよう配慮した上で「基本情報、事故報告書、要因分析シート、アセスメント、ケアプラン」を添付し阿部副施設長が事例提供、その事例をもとに事故要因分析と対策を検討しました。

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事例1

要介護3の女性 独歩で重度の認知症の方が、トイレ内にて転倒し骨折した事例。

〈内容〉

職員がトイレへ誘導し便座に座ってもらい、職員がトイレから出た5~10秒ほどで「ドン」と音がし、便座に向かいあうようにして床に体育座りをしている状態で発見。右大腿部骨幹骨折と診断を受ける。

〈要因〉

・床の何かを気に掛けた為か?(前屈みに倒れた可能性が高い)

※但し今までトイレ内で幻覚のようなものを見る事はなかった。

・立ち上がろうとしたか?(立ち上がる目的は不明)

※現在に至るまで排泄が済むまでは立ち上がろうとする動作は見られなかった。

(立ち上がりの動作には転倒に繋がるリスクは無かった)

○本人の身体能力がこの日通常時より落ちており、それに気が付かなかった可能性。

○対応を更に細かく設定すべきであったか。

・トイレから職員が出る時は背中を向けない…など。

○トイレの座面が高めで、やや足が床から浮く状況であった為に前屈みの姿勢にリスクが生じた可能性。

〈グループワーク・コメンテーターから〉

・当日のめまいやふらつきについて、便座に座ったときの座位の安定はどうだったか、過去のヒヤリハット歴、トイレ誘導時間そのものの適切性についてなど、検討する余地があった。

・事故時、どの便座位置に座ったのか・転倒時の下衣はどのような位置にあったか・手すりはどのように使用していたかなど、いつもの排泄の動作と今回の転倒時の状況を比較することで要因が見えてくることがある。いつもの動作分析を細かく行っていくことが大切である。

・直前までうたた寝をしており、トイレの声かけで起きたという経過があった。以前も寝ているときに布団にくるまった状態でベッドからずり落ちしたことがあるので、いつもと異なる状況下であったことも要因ではないか。直前の行動をも考えた対応が必要であった。

・最近、認知症の進行が見られていた。今までと変化があって当然なので今まではなかったがトイレ内で幻覚が見えた可能性もある。変化に合わせてアセスメントすることは重要である。

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事例2

要介護4の女性 歩行器使用で職員が付き添いを行っていたが、職員が離れた際に歩行器が近くになく自力で歩いて転倒した事例。

〈内容〉

居間のソファで過ごされており、職員が居室へ戻るか確認すると「ここにいる」と返答あり、職員が居間から離れ戻ると「助けて」と右半身を下にして転倒している状態を発見。右眉上に切り傷と出血を確認する。

〈要因〉

・ソファーから立ち上がりテーブルづたいに歩いたが、途中で掴まるものが途切れ洗濯物干しに掴まってしまいバランスを崩して転倒したと思われる。

・ユニットの居間で過ごされていた。歩行の際には歩行器を使用しているが、歩行器が本人の座っているソファーから離れた場所にあり、自由に使える状況ではなかった。

・職員が拠点を離れる際に居室に戻るかどうかの意向を確認するが「ここに座っている。」との返答はあり職員は安心して離れてしまった。

〈グループワーク・コメンテーターから〉

・居室に戻るか確認したことで動作を誘発した可能性。

・ご本人は「ここに座っている」と言ったことで、今まで自ら移動することはなかったので職員も転倒することは考えていなかった。なぜこの方は「転倒しない」と、職員は思い込んだのか。見落としをなくすためにアセスメントをする必要があり、思い込みをしないためにも「動かないのか、動けないのか」をアセスメントし様々な可能性を考える必要がある。

・この対象者は服薬が多い。薬の影響はどうだったのか。薬には様々な副作用があるので、一人ひとりの薬内容を確認しその内容からリスクを考える必要がある。

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あっという間の約3時間でした。早速、お話し頂いた内容をこれからのケアに活かしていきたいと思います。

講師、ファシリテーター、コメンテーターの皆さま、ありがとうございました。