余市紅志高校2年生との課題研究ー7・8日目(振り返り)!


この日は、講話頂いた4組の方々のお話について振り返りを行いました。

テーマ「高齢になってもいつまでも住み続けたいと思える余市町の福祉のあり方」の理解を深めるためにお話を伺ったので、一つ一つ振り返りをしながら、それぞれが思うテーマに関連した大事なことを付箋に書き、皆で発表していきました。

大事だと思ったことを付箋に書いていきます。

4回分の付箋での発表が終わり、似たような内容ごとに分けていきます。

4組の方々からのお話で、大事だと思ったことを大きく分けてみました。

大きくわけた『まとめ』を見て、生徒さん達から「介護サービスは大事だと思ったけど、よく知らない…」「相談できることが大切だと思った。余市イオンの中にあるのは見たことあるけど、よくわからない…」「地域の方々と関わる機会となるボランティア活動についてもっと知りたい」「健康でいることが大切だと思った、食べ物の大切さについてもっと知りたい」という声が上がりました。

そこで、次回は「余市町食生活改善推進員会」「ふまねっと」「デイサービス」「余市町地域包括支援センター」へ取材に行くことになりました!

新年!お餅つき


今年も新年に餅つきを行いました。

「よいしょ!」と掛け声をかけながら、美味しそうなお餅がつきあがりました!

次に小さくお餅を丸めていきます。

お汁粉やきな粉餅にして、皆さんで美味しく頂きました!

今年一年も皆さま健康でありますように。

余市紅志高校2年生との課題研究ー6日目!


この日は、「在宅で高齢者を支えるご家族」の講話でした。

これまで、テーマ「いつまでも住み続けたいと思える余市町の福祉のあり方」を考えるにあたり、生徒さんたちから「高齢者」や「高齢者を支える福祉の人や家族」から直接お話を聞きたいとのことで、当施設に縁のある4組の方々の講話を4回にわたり行って頂きました。

1回目は、地域で活動している高齢の方(食改善推進員会)。2回目は、介護サービス(デイサービス)を利用している高齢の方と支える方(ご夫婦)。3回目は、介護サービス事業所の方(ケアマネジャーと訪問介護)。そして、講話の最後となる今回4回目は、高齢の方を支えるご家族(子の妻)。全ての回において、様々な立場の方から貴重なお話を伺うことが出来ました。

今回は、数年前に義母と同居を開始されたご家族の方(子の妻)からのお話でした。同居前は、1週間に1回の頻度で訪問して買い物など手伝ってこられ、同居開始されてからは、要介護1となりケアマネジャーに相談し様々な介護サービス(住宅改修、福祉用具、デイサービス、ショートステイ)を利用されてきました。ご家族として戸惑いや不安なこともありましたが、ご夫婦やご兄弟で協力し、ケアマネジャーや介護サービスの職員へ相談しながらやってこられたとのことです。日々の出来事やご家族の思いなど、生徒さんたちにわかりやすく語って頂きました。

 

生徒さんたちからの感想です。

・家族内のチームワークが大切だということを知ることが出来ました。

・介護サービス(デイサービスやショートステイ)を利用することで、本人や家族、お互いの気分転換につながることが分かりました。高齢者の言動から思いを読み取り、決して否定しないことが大切であることを学びました。

・一人の人を一人で支えるのではなく、いろんな人がサービスと連携して介護が成り立っているということが分かりました。

・緊急時に備えたり、サービスを活用したりと、色々な工夫をして高齢者もその家族もお互い頑張っていることを知ることが出来ました。介護サービスや相談する人が、どれくらい大切なのかも分かりました。

 

今までご協力頂きました4組の皆さんから本当に貴重なお話を伺うことが出来、充実した時間を過ごすことが出来ました。ありがとうございました。

介護の魅力フェアinよいち


「介護の魅力フェアinよいち」を10月16日に開催しました。

フルーツ・シャトーよいちにて、地域の方や入居者家族、学生の方々を対象に講演会や福祉機器の体験や見学を通した体験型イベントです。平成27年より、毎年行っており、学生参加者には介護の魅力を広く知って頂き、将来の担い手になってほしいという目的で行っています。

講演会では、余市町出身で札幌市在住の福祉環境のコンサルタントを行う松浦秀則さんに「今日からできるバリアフリー ~人との関わりで人生は変わる~」と題し、車いすユーザーの視点からお話をして頂きました。松浦さんは、先天性の二分脊椎症により2歳の時から車いすを使っています。昨年、札幌でユニバーサルデザインアドバイザーとして、「株式会社Atem」を設立しました。

講師の松浦さん

講演では、幼少期の経験、車いすソフトボールで訪れたアメリカで感じた日本の福祉環境との違いなどを主に話されました。幼少期は、周りとの違いに悩まされた日々を送っていましたが、友達から「車いすだということを忘れていた」という言葉がとても嬉しかったという話では、会場で涙を流される方もいました。

また、松浦さんが重い荷物を持っていて運ぶのが大変なとき、知らない人から「大丈夫ですか?」と声をかけられても「大丈夫です」と返答したとのお話がありました。「何かお手伝いしましょうか?」という声のかけられ方だと頼みやすいという、実体験を踏まえたお話もしてくれました。

学生さんへお昼ごはんの準備

続いて、第二部の学生職業体験です。町内外の高校生や大学生、先生など25名の参加がありました。体験前に、施設での昼食メニュー「ソースかつ丼」と嚥下困難食を用意し試食して頂きました。

次に、介護実演です。職員が援助員役・入居者役に分かれて、『昼食を食べ終わった入居者への介護場面』を想定した実演を行いました。寒くなってきたので上着を提案したり、口腔ケアを促したりという場面では、「なぜこのような声かけをしたのか」「どのようなことを大切にしているのか」など、実況・解説も入れ、実演しました。学生さんたちは、とても熱心に見てくれました。

この後、学生さんたちは4つのグループに分かれて、介護機器の体験、施設見学、座談会、松浦さんによる「JINRIKI」の体験を行いました。(「JINRIKI®」は芝生や土の路面、砂利道や積雪時・砂浜など今までは極めて困難だった不整地での車いすのスムーズな移動を可能にする車いすの補助装置です。)

介護用リフトの体験

浮かせて引く「JINRIKI」を使うとデコボコな道でも簡単に移動ができます。

座談会

施設見学

この日は盛り沢山の一日でした。参加いただいた皆様、ありがとうございました。

クリスマス会~心の会の皆様~


ボランティアの「心の会」さんが「メリークリスマス!!」と施設に来てくれました。

メンバーの皆さんは赤い衣装とサンタの帽子を被って、入居者にもたくさんのプレゼントを持ってきてくれました。「雰囲気作りに」と、サンタの帽子を持ってきてくれたところ、参加した多くの入居者が「被ってみたい!」「あんた似合うね~」とお互い言いながら、賑やかに始まりました。

「北国の春」「高校三年生」などの懐かしの名曲や「夕焼け小焼け」など皆さんが知っている曲を一緒に唄って、楽しませてくれました。歌の合間には、手品ショーを披露して頂き、和やかで笑顔あふれる、あっという間の時間でした。

最後に、入居者へクリスマスプレゼントが贈られました。

一つ一つのプレゼントには、心の会の皆さんが作ってくれた綺麗な和紙の折鶴が添えられていました。受け取った入居者は、心のこもったクリスマスプレゼントにとても喜ばれていました。

心の会の皆様、ありがとうございました。

※新型コロナウイルス感染予防対策を講じた上で実施しています。

ふきの皮むきをしました!


6月に入り、新型コロナウイルス感染予防対策を継続的に行いながら、施設では少しずつ小さなイベントをしています。そして、1日にはこの時期毎年恒例となった「ふきの皮むき」を行いました!

職員3名で赤井川へ採りに行き、今年は例年にないほど大量に採れました!

たくさんのふきを黙々と手慣れた手つきで皮をむく入居者の皆さま。

ありがとうございました。

 ふきごはん

 ふきの炒め物

今年も美味しく頂きました!!

入居者への緊急カット 第二弾!


特別養護老人ホーム フルーツ・シャトーよいちでは、2月25日より新型コロナウイルスの感染経路遮断のため、外部業者の出入り制限を行っており、現在も継続しております。特に、2月までは毎週のように来ていた理髪業者さんは札幌からの往来であるため、緊急事態宣言を受け、いまだ再開できていません。

そのため、髪が伸びてきた入居者への対応と致しまして、今回は当法人スタッフで美容師の資格を持つ福介護支援専門員によるカットを行いました。

美容師時代に戻ったような見事な手さばきで、入居者のカットをしてくれました!

久しぶりのカットに入居者の皆さんから「さっぱりしたや」「気になって仕方なかったからすっきりした!」と、喜んでいただきました。

藤重希会の皆様、ありがとうございました!


6月5日、藤重希会の皆様が舞踊や歌を披露しに来てくださいました。毎年、継続してこの時期に先生と生徒さんが来てくれており、入居者も職員も楽しみに待っておりました!この日も本館ホールには特養入居者、ショートステイ利用者、デイサービス利用者などが集まりました。

「ねぶた恋歌」で息のあった踊りから始まり、「夢ヤッサ」「無法松の恋」など、全12曲、楽しませて頂きました。カラオケの「リンゴの唄」では、参加した入居者も手拍子したり一緒に歌ったりして盛り上がりました。

最後は、藤重希会の皆様総勢10名による「道南盆唄」の優雅な踊りに、盛大な拍手が送られました。

藤重希会の皆様、大変ありがとうございました。

ぜひ、次回もお待ちしております。

ふきの皮むき2018


毎年この時期恒例となりました「ふきの皮むき」を5月23日に行いました。

今年は暖かい日が多かったので、昨年より少し早めに職員3人でふき採りに行ってきました!今年も近隣の赤井川へ採りにいき、50㎏でした。

採ってきたふきはさっそく、本館ホールに並べて入居者の皆さんに皮むきして頂きました。やはりさすがの手さばきです!!ちょうど施設に来ていたご家族さんも一緒に皮むきを手伝って頂き、ありがとうございました。そのかいもあり、皆さんのベテランの技であっという間に終わってしまいました。

皆さんが皮をむいてくれたふきは次の日の24日夕食に「高野豆腐とふきの煮物」、25日朝食で「ふきのみそ汁」夕食には「ふきごはん」として提供しました。