「家族とともに学ぶ会」を行いました!


 2月13日、初めてフルーツ・シャトーよいち家族会の企画で「家族とともに学ぶ会 終末医療・介護の勉強会」をフルーツホールにて行いました。終末期に受けられる医療や介護を知ることを目的に、特別養護老人ホーム・グループホーム入居者の家族、デイサービス利用者の家族、町内の民生委員、近隣の地域住民対象に呼びかけを行ったところ約120人の方々に参加いただくことが出来ました。

 初めにフラワーグループの青塚佳奈援助係長から当施設の実践報告を行い、続いて「終末期ケア、緩和ケア 生活と医療と幸せ」と題して、余市協会病院で緩和ケアチームを先導し当施設の看取り介護を支援してくださっている森博威医師よりご講演頂きました。

DSC_0285 (Medium)    会場の様子 

DSC_0286 (Medium)  斉藤圭二家族会会長

 司会の斉藤圭二家族会会長より、誰にでもいつか必ず訪れる終末期について、「どういう状態になっていくのか、そしてどう過ごしていくか、まずはどこで何ができるのか情報を知っておくことで、より良い選択が出来るのではないか、共に考えていきたい」と、お話がありました。

DSC_0289 (Medium)  青塚佳奈援助係長(左)、森博威医師(右)

○特別養護老人ホームから実践報告

 フラワーグループで27年5月から7月まで、100歳の入居者の看取り介護を行った実践を報告しました。「食事」、「排泄」、「清潔」、「介護の注意点」「家族との関わり」に分けて、退院直後から最期までの状態変化に合わせた援助内容を説明しました。青塚係長の「最期は感謝の気持ちで見送らせて頂きました。」という話しには、涙をぬぐいながら聞いてくださったご家族もおりました。

○森先生の講演

 人生の最期は「治せない病気があること、歩けないこと、食べられなくなること、眠る時間が長くなること」。その最期をどこで迎えるのか、病院・施設・自宅で出来ることやメリット・デメリットがあることを説明し、その上で「何を大事に思うか。苦痛がないことが一番大事である。苦しいときは病院で過ごし治せる病気は治したほうが良い」ということを強調しました。

DSC_0309 (Medium)   参加者との質疑応答場面

 講演の後は会場から率直な意見や質問が活発に出されました。

「自分の家族は高齢だから延命治療は望まないと考えている」という意見から何が延命治療と言われているのか、胃ろうの話しとなり、胃ろう造設の選択をしたというご家族より「もう食べることが出来ないと言われても家族だから、「もういいです」とは言えない。出来ることはしてあげたい。望みを捨てたくなく胃ろうを選択した。現在は元気になって穏やかに過ごしている。でもやっぱり何か少しでも食べさせたり飲ませたりしたいと思う。」との思いを話して頂きました。森医師からは「胃ろう造設について昔は当たり前のように造設した時代から近年は延命目的で胃ろうを造設する人は少なくなりました。しかし、胃ろうは造設しないほうが良いという単純な話しではなくケースバイケースです。何か飲んだり食べたりさせたい場合は言語療法士と相談してみましょう。」とコメントがありました。

 このように活発な質問や感想が寄せられ、参加者はメモをとって熱心に聞いていた方も多く見られました。講師の方々、参加頂いた方々、ありがとうございました。

おかし作りフルーツシャトークラブ


本日は、ボランティアの濱田さんと菊池さんがフラワーグループに来てくれました。

お二人は月に2回、順番にグループを回り入居者と一緒に季節を感じるようなお菓子作りと折り紙で、楽しませてくださいます。

今回のお菓子は「お豆腐白玉汁粉」です。

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入居者もレシピを見ながらお菓子作り開始です。白玉粉と豆腐を入れてよく混ぜます。

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食べやすい大きさに小さく丸め形を整えています。

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丸めた団子を沸騰したお湯の中に入れます。浮き上がってきたら水にとって少し冷やします。

 

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お汁粉ができるまで、少し時間がありましたので節分用の鬼とお多福に挑戦です。

 

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そして、水とあずきで汁を作り「お豆腐白玉汁粉」の完成! おいしかったです!!

濱田さん、菊池さん、いつもありがとうございます。

MAMIKO GRACEライブ


12月28日、MAMIKO GRACEさんが豪華なライブを披露してくださいました!

MAMIKO GRACE(マミコグレース)さんは毎週月曜、施設に歯科往診で来てくださっている荒木歯科医院の 荒木麻美子先生です。数々のアーティストとも共演し、ライブを行ったりラジオのDJをしたり、アルバムも出しておられ、幅広く活動されています。

出演者は扇谷研人さん(ピアノ)、塩のやもとひろさん(パーカッション)、伊藤寛康さん(ベース)、坂上領さん(フルート)、MAMIKO GRACEさん(ヴォーカル)、音響担当の方々もおり、本格的な機材を持ち込まれていたので準備段階から入居者の皆さんも集まり聞き入っていました。

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「365歩のマーチ」「線路は続くよどこまでも」「おもちゃのチャチャチャ」など、入居者の皆さんがなじみがあって一緒に唄うことが出来る曲を素敵な演奏とともに唄い上げてくれました。

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アンコールも出て大いに盛り上がりました。どうもありがとうございました!!

クリスマス


12月24日、クリスマス会を行いました。

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各グループで分かれてクリスマス会を行いましたが、本館は3グループ合同で

行いました。

初めに「きよしこの夜」を皆さんで唄いました。その後は「見上げてごらん夜の星を」

「ふるさと」など皆さんが知っている曲も唄い・・・

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CIMG7338クリスマスカードのプレゼントです。

シャンメリーやケーキを食べ、ほんのひと時ですがクリスマス気分を味わいました。

レモンの木


 

施設の中で栽培しているレモンの木です。黄色い果実が大きくなり

木の前を通る方たちも「何かしら」と見て行かれます。

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レモンの木は「温暖な気候を好み、寒さは苦手。日当たりと水はけのよい環境を好みます。」とのことですが、施設の中はいつも暖かいので、健やかに育ちました。

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まだ青い実もありますので、これから大きくなるのが楽しみです。

クリスマスに向けて・・・


11月も早いもので終わり、2015年もあと1ヶ月になりました。

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クリスマスの飾り付けもにぎわっています。

 

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赤い実がなっているのは「ビッグベリー」

緑は「グリーンネックレス」 、施設初登場の植物です。

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外は寒くなり雪が降り始めましたが、年末に向けてイベントも多くなるので楽しみです。

アツアツ石狩鍋♪♪


 

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本日の夕食は石狩鍋でした。

石狩鍋は、北海道の郷土料理です。入居者の皆さんも早くから食卓につき

楽しみにしていました。

DSCN1895 管理栄養士も様子を見にきました。

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「温かくておいしかったよ」「とうきび入ってたね」と大好評でした。

旭中学校の生徒さんによる喫茶店


本日は、余市町立旭中学校の1年生~3年生の28人が喫茶店を手伝いに来てくれました!

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施設で週3回行っている「喫茶シャトラン」。

ご近所にある旭中学校へお声かけをさせていただいたところ、

なんと28人もの生徒さんが手伝いに来てくれることになりました。

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13時半位から、生徒さんが集まり始めました。

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職員も準備で大忙しです。

喫茶会場を3つに分けて、デイサービス・本館ホール・フルーツホールで行いました。

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デイサービス会場は4人の女の子たちが担当してくれました。

本館ホールとフルーツホールでは、3人一組になってもらい、それぞれ役割を持ってもらいました。利用者をお誘いする係・注文を受ける係・注文を受けてから配るまで確認する係・作る係です。作る係に人気が集中したため、じゃんけんで決めました。

DSCN1822仕事内容を熱心に聞いています。

DSCN1821 (Small)施設内放送「これから私たち旭中学校による喫茶店を行います」と、皆さんへお知らせしてくれました。

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利用者を喫茶会場へお誘いし移動のお手伝いです。

 

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メニューはコーヒー・メロンソーダーフロート・クリームぜんざいです。

最初は緊張気味でしたが、徐々に慣れていき、皆さんで協力しながら作ったり運んだりしてくれました。

 

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参加してくれた旭中学校の皆さん、ありがとうございました!!