もちつき大会 開催しました。


12月16日(土)に毎年恒例のもちつき大会を開催いたしました。午後2時から4時までの時間帯で会場を本館ホール、フルーツホールの2ヵ所に分けて行いました。今年は約100名の家族、約50名のボランティアの参加があり、大変賑やかなもちつき大会となりました。

 

開会のあいさつは、会場が2ヵ所に分かれているため、館内放送にて行います。本荘施設長のあいさつに続き、金澤家族会会長にあいさつをしていただきました。後ろにいるのは、今回の実行委員長 浅田副主任です。

こちらは本館ホール会場の様子です。とてもにぎわっています。下の写真は来年4月から私たちの仲間になる西谷さん(左)と坪川さん(右)の2名です。自己紹介にとても緊張していました。一緒にがんばりましょう。

変わってこちらは、各会場の様子です。フルーツホール(上)こちらも人でいっぱいです。両会場とも黒川地区民生委員協議会の男性陣の皆さんの威勢のよいもちつきから始まりました。

(上)御年101歳の利用者さん。今年も元気いっぱいにもちをついてくれました。

こちらはまだまだ現役のもちつきです。

今年の大福のあんは、「かぼちゃ」です。意外と柔らかくて丸めるのにちょっとスキルが必要です。今年は18㎏のもちをつきました。もちを丸めたり、ちぎったり、大福にしたりと様々な作業があります。毎年余市町食改善推進員会の皆様、黒川地区民生委員協議会の皆様にお手伝いいただいております。ありがとうございます。

もちができあがりました。これからみんなでちぎりもちをつくります。

学生の皆さんも活躍中です。

さすがの手つきですね。どんどんもちがちぎられ、食べやすい大きさになっていきます。

作業中の一コマ。おしゃべりをしていても手は止まりません。さすがです!

最後の締めは、最高齢102歳の方にもちをついてもらいました。もちをついた後に感想を話しているのか、職員との微笑ましい写真が撮れました。

 

今年の餅つき大会の司会者たちです。「トラさんとゆかいな仲間たち」というところでしょうか。もう一人マドンナがいましたが・・・遠慮したいということで今回は3名のお披露目です。司会者のみなさん大役お疲れ様でした。

今年のもちつき大会も皆様の協力のおかげで無事に終えることができました。

黒川地区民生委員協議会、余市町食生活改善推進員会の皆様、紅志高校、旭中学校、東中学校の生徒の皆様、札幌学院大学、札幌医療秘書専門学校の学生の皆様、ボランティアにご協力していただき、ありがとうございました。

また来年もよろしくお願いします。

 

 

 

29.11.19 積丹「共生」セミナー開催しました。


ゆうるりでは、11月19日(日)の9時30分~12時30分までの間、積丹町総合文化センターにおいて、積丹「共生」セミナーを開催しました。
積丹で行うセミナーとしては、2回目となります。全員で70名を超える参加となりました。

今回お越し頂いたのは、北海道総合研究調査会 理事長の五十嵐 智嘉子様。そして、北海長正会、北広島団地地域サポートセンター「ともに」 の向山 篤様です。

五十嵐様からは「人口減少時代における協働と共生のまちづくり」
向山様からは北広島で実際に取り組まれている事例報告として「老人福祉施設が行う地域づくりコーディネート」について、お話しを頂きました。

なぜ共生なのか、どんな良いことがあるのか・・そんなテーマのお話しのあと、積丹の住民の皆さまと、ゆうるりの職員とでフリート―クを進めました。

松井町長からのご挨拶

この企画の後援をしてくださった、積丹町を代表して、松井秀紀町長からご挨拶をいただきました。

ご挨拶では、人口減少はさることながら、共生~ともに支えながら生きていくということが今後益々大事であること、そして五十嵐様、向山様からのお話しを参考に、ゆうるりと協調、協力しながら、生き生きとした積丹町を作っていきたいという、お言葉を頂戴いたしました。

ご挨拶される五十嵐理事長

講演では、まず五十嵐様のお話しを頂きました。
日本の人口動態、人口移動、積丹町の人口移動など、人口減少と人口の動きのお話しがありました。
減少を黙ってみているのではなく、生涯活躍のまちづくりとして、機能(多数の人が訪れる機能)・場所(誰でもいつでも利用できる)・仕掛け(満足度を高める工夫)をキーワードとして、まちづくりをしていくことが、生き生きと暮らすことができる地域作りに繋がる とのお話しでした。

そこで大事なのは、◆よそもの⇒外からみる地域の良さ、地域資源の 発見 ◆わかもの⇒「必要とされている」と感じる地域には残る。任せること、働きがいが重要 ◆ばかもの⇒本気で、信じて取り組む人は宝。をアウトリーチ(実現へ向けて、そのような人に手を伸ばす)する。 ということが良いのではないか とお話しを頂きました。

講演中の様子

続いて、「共生」を目標に地域コーディネートしている向山さんの事例報告です。

ご挨拶される向山様

向山様は、北広島地区で地域づくりに取り組まれております。
元小学校を活用し、いつでも来れる、そこで楽しめる、自分の力が発揮できるような環境づくりをされております。

小学校を改造することから市民スタッフを結成、住民と「ともに」考え、住民のかたの自主的な力を頂いたと言います。

講演の様子

その「ともに」では、サ高住・居宅介護支援事業所、訪問系等複合型の事業所も併設されていますが、住民が運営する喫茶店、子供から大人の多世代の学芸会、放課後児童クラブ、介護予防の体操、住民による研修会など、地域がまるごと利用し、触れ合う場として、機能しているということでした。
「安心して暮らし続けられる地域づくり」・・・人口が減る、減っているというマイナスの感覚からも発想ではなく、プラスに転じているという、気持ちが引き寄せられるお話しでした。

続いて、ゆうるりと本体施設の職員と、積丹住民の皆さんとグループ毎にトークセッション。

グループに分かれて意見交換など

まず、ゆうるりの取組紹介をしました。入居者へのケア、イベント、地域外出、さらに最近はじめた、地域のお子さんとの交流会。みなさんに知ってもらうよい機会となりました。

その後、多世代交流の場、入居者とのふれあいの場として ゆうるりにで、なにが他に出来そうか、色々な話をしました。

住民の方の意見ですが

・色々な特技を持っている人が何人もいるので、子供たちに教えることが出来る。

・昔遊びを通して子供たちと触れ合うのはどうか(お手玉など)(お手玉も作れるとのこと)

・共生スペースの活用については、地域住民とのお茶会の開催。すぐにできそうなことだと思う。毎月第〇▽曜日など定期的に行って、ゆうるりの入居者、職員と地域の人が交流する機会があったらよいのではないか。子供さんなども連れてくると多世代交流にもなると思う。

・病院みたいに思っている人がいる。

・密閉されている感じがする。

・知り合いがいないと入りずらい。

・秋祭りみたいな行事はとても良くゆうるりが開放的になった一面も見られた。

・入っている入居者からは「ここに入れてよかった」との声は多く聞かれている。

・ゆうるりの情報を11枚配るのは手間と時間がかかると思うので町内会の回覧してもいいと思う。

・ゆうるりサポーターみたいなのを作って、ボランティアを登録制にしてみるとよいのでは?

他にも様々なご意見を頂くことができました。

これから ゆうるりの職員とともに、考え、行動に移していきたいと考えています。

向山様の資料

五十嵐様の資料
ゆうるりの資料