8月26日(水)余市紅志高等学校で1.2年生7名を対象に、出前授業をしてきました。
6月は同校福祉コースの学生4名への講話をしてきましたが、今回は2回目です。
当施設からの講師は、和泉山主任相談員と、青塚援助係長、黒田援助課長の3名です。
最初に和泉山主任から、フルーツ・シャトーよいちの紹介をしました。
特に地域に開いた活動として家族との情報交換、ボランティアの積極的受入れなどをを紹介しました。おまけに2人の援助「猫」も関わっていることも紹介。
続いては、青塚援助係長が担当の介護の体験です。
黒田援助課長と2名で進めました。
特に施設で使用しているスライディングシートやスライドボードを使用して、学生に介助の体験をしてもらいました。
ベット2台をお借りして、男性と女性に分けて体験してもらいました。
ベッドの上で寝ている人のベッド上での身体の位置を変える時の介助は、摩擦の力が生じるために簡単にはいきません。でも、このシートがあれば簡単に動かすことが出来ます。これを施設で使用していることを説明しました。
続いてスライドボードの体験です。このボードは、ベットから椅子へ身体を移す際、
身体を持ち上げなくて済むという優れものです。介助を受ける側も、職員を捕まらなくてよく、お尻を滑らせて移乗先へ移れるものです。
学生さんは、滑らせる介助を体験し、「おお、凄い」と少々驚いていました。
黒田課長、青塚係長からは、職員は年々年をとるのは当たり前。若い時に体の負担はあまり感じないが、年を重ね、高齢にもなると負担は大きく感じる様になる。いつまでも働いていける環境を作るには、今回体験してもらった福祉用具も取り入れる「職員を守ることができる職場作り」という観点が必要。この点にこれから一層力をいれて行きたいと締めくくりました。