令和2年10月3日に、介護の魅力フェアを開催しました。
北海道から示されている、新北海道スタイルを参考とし、ウイルスの感染予防対策を行った上で開催致しました。出入口ではアルコール消毒、参加者との距離は可能な限りソーシャルディスタンスを守るような形で行いました。
13時から 株式会社 寿寿の児林社長を迎えて地域公開講座「介護職は絶対イヤだ!ここからスタートした介護会社経営者」
14時15分から 北海道留寿都高校から、農福融合の取り組み等の紹介
14時45分から 当施設職員によるトークセッション「この仕事のおもしろさ・やりがいって何?」
15時45分から ノーリフトケア体験等(最新の介護ロボット体験も)
というスケジュールで行いました。
まず第1部、「人生やる気なし」から始まりました。学歴・やる気・希望なし。なし事づくめから始まったとのお話し。
そして嫌だった介護職のしごとに就き、高齢者とのかかわりを続けていく中で、楽しさ、感謝されるということを強く感じたとお話しがありました。
児林社長は、人材不足の中、再犯防止の取り組みとしても刑務所出所者、少年院出所者を雇用し管理職までに育成しようと試みています。また、障がい者の自立支援事業にも力をいれ、この介護のしごとの展開を常に考えている方でした。
ヒトに感動を与える・ヒトに感謝される・互いに感謝すること。これがこの仕事のやりがいであり、幸せな空間と環境を創造する尊い仕事だと強調されました。
続いて、北海道留寿都高等学校(農業・福祉コース)の生徒さんから、学校の取り組み紹介をして頂きました。
特に、印象があるのは高齢者や障がいのある方との農業の活動を年間を通して交流を図る取り組みです。植え付け、栽培管理、収穫までの流れを生徒さん、高齢者、障がいのある方と共に進めて行くという取組です。
人のためになる活動を積極的におこなっている学校の取り組みには強い関心を持った方もおられました。
続いてトークセッション。
トークセッションでは、この仕事のやりがいについて、個々の経験からはなしてもらいました。
藤澤相談員と伊勢谷相談員の軽快なMCで、学生への発信が進みました。
・ありがとうという感謝の言葉
・元気になっていく利用者
・家族から感謝されたこと などの話を紹介しました。
最後のノーリフトケアの体験など。高校生18名が参加してくれました。