10月1日、13時20分から15時10分の授業5~6時間目に北海道留寿都高等学校で福祉の講話をさせていただきました。
講師は留寿都高校卒業生の、黒田南援助係長と山崎岬副主任です。
対象は1年生・2年生・3年生、4年生農業福祉コースの生徒さん計39名です。
この仕事の尊さを伝え、将来の仕事として福祉を選択する生徒さんが1人でも多くでること・・そして当施設のこと、卒業生の活躍を母校の生徒さん、そして先生に知ってほしい・・・そんな思いでお話しをさせていただく機会を頂戴しております。
今回の講話のテーマは「「コロナ禍に負けない! ~心がふれあえる尊い高齢者福祉の仕事 ~フルーツ・シャトーよいちの取り組みから 」
コロナウイルスの感染予防から生活制限はありつつも、入居者や家族の気持ちを大切にしている取り組みを紹介いたしました。
最初は施設の紹介をしました。Microsoft Teams を使用して、リアルタイムでの施設案内をさせていただきました。留寿都に持参したiPadと、余市の施設のiPadとつないでのオンライン見学案内です。
見学案内から開始し、当施設のコロナ対策・その中でも大事にしているケア・看取りなどの紹介を致しました。
当日の資料です
ここからは2時間目です。
当初、面会制限の中、生活のご様子をご家族へ送りました。
ご家族からのお礼のお手紙をいただいたことも紹介しました。
当施設で看取り介護を経験された(ともに看取りをさせていただいた)ご家族に、インタビューをしました。
その映像を生徒さんに見ていただきました。
生徒さんからの質問では、
「看取りの際に大事にしていることはなんですか?」
「面会が出来ない期間、ご家族から苦情などはありましたか?」
「面会できないときの入居者の気持ちは?」
それぞれ、黒田・山崎から回答させていただきました。
コロナでなにもしない、出来ないということではなく、対策をとりながら何ができるか。どんな状況でも出来ることを探っていく・・・人の思いを想像しながら関わる人の福祉・幸せを考えていける、尊く、必要な仕事ということを伝えた時間でした。