ゆうるり 初の「法話の会」


先日ゆうるりでは初めて「法話の会」を行いました。威光寺の住職道房様に来ていただきました。入居者20名、職員5名が参加し、仏教にまつわるお話をしていただきました。
今回のお話は「内観」という言葉の説明から始まりました。言葉だけは聞いたことがあるものの、それが仏教から始まった言葉とは知らず、勉強になりました。

「内観」とは自分のうちにあるものを見つめるという意味だそうです。人は自分以外の人のことはよく見え、「あぁだ、こうだ」と言うが、自分のこととなるとわからない、見えていません。人は、自分の意としないところで他人の助けや環境などによって生かされています。だからこそ、日々自分の身の回りのことに感謝の気持ちをもって、「ありがとう」という言葉にすることがとても大切です。

最近痛ましい事件が起きています。人は一人では生きていけないものです。日ごろからお互いに感謝の言葉や気持ちを伝えられることができていたなら、もしかしたら起こらなかったのかもしれません。日々暮らす中では、様々なことがあり、なかなか難しい面もありますが、私たちは日々、生かされているということを認識し、周りのあらゆるものに感謝をして過ごしたいものです。と話は締めくくられました。例え話を交えながらわかりやすく話をしてくださいました。
住職の話をお聞きし、頷いてしまうことばかりで改めて自分の行動を振り返る機会となりました。入居者の皆さんも「うんうん」と頷きながら聞いている方が多くいらっしゃり、とてもよい会になりました。
明日から「感謝」を忘れないように日々過ごしたいと思います。入居者ばかりでなく、職員にもためになるお話でした。

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