21日、フラワーグループの家族懇談会を行い、11名のご家族に参加いただきました。
フラワー職員からの挨拶 ゼリー食とミキサー食の試食を行いました。
フラワーグループでは、5月から7月に対応させていただいた看取り介護について、そこでの経過や介護内容を振り返りながら報告させてもらいました。
はじめに当施設における看取り介護指針の説明を行いました。そして、実際に行った支援について「食事」、「排泄」、「清潔」、「体調面」からどのような経過をたどったのか、そしてどのような対応をしたのか。皆さんがイメージしやすいよう具体的に記録を追って話していきました。協力病院である余市協会病院の医師から「『清潔、ボディタッチ、声がけ』が大事」と伺い、その3つに従いスタッフ一丸となり取り組ませていただきました。
看取り介護を行った感想として、主任援助員からは「自分たちの行ってきたことがその方にとって、本当に安楽な対応なのかわからないこともあり不安な日々でした。しかし、最後にご家族とお話した際に、『ありがとう』と言ってもらえたことが何よりうれしかったです。毎日、勉強させていただいたと思っています。そして、また看取り介護をさせていただけるのなら、穏やかで安心した最期の支援をしていきたいです」と力強く話してくれました。往診に来てくれた余市協会病院の医師や看護師からはその時々に必要な助言をくださり、医療と円滑な連携をとることが出来、看取り介護は施設だけではなく病院とご家族の協力・理解がなければこのようなことは出来なかったと思います。この場を借りて感謝申し上げます。
参加してくれたご家族からは「看取り介護ってなんとなく聞いていたけど、施設だったらこんな風にやってくれるんだね」「話しを聞けてよかった」と、今回のお話がこの先いつか必ず来る最期について考えるきっかけになればと思います。
報告が終わった後は、入居者と家族で和やかに昼食を召し上がっていただきました。
参加いただいた皆様、ありがとうございました。