7月10日、特養会議の後に「看取り介護」の学習会を行いました。施設としての看取りの考え方、具体的な身体介助・居室などの環境整備・ご家族への対応など一つ一つの対応(看取り指針)についてどうあるべきなのか、グループ分けをしてその中で意見交換をしました。
看取り指針は一方的に管理側から伝えるのではなく、かかわっていく職員全体で何度も意見交換をしていくことで、看取りに対する職員の思いや対応が共通のものになっていくと思います。
先日、施設でおひとりの看取りをさせていただきました。ご本人様は、ご家族に傍でみまもられながら、旅立たれました・・・・。その後、ご家族と職員数名とで最後のカンファレンスをしましたが、ご家族様からは、本人が慣れた場所で最後を迎えられてよかった と感謝の意を頂戴しました。担当の医師が頻繁に状態を確認してくれたことで、私たち職員も安心して最後まで介護をすることができたように思います。
現在お二方の看取り介護をさせていただいていますが、繰り返して行っている学習会での考察、そして関係職種の連携を生かして支援していきたいと思います。