個別リハビリの成果


現在、ケア改善委員会を中心として行なっている、個別リハビリの成果を1名報告したいと思います。月1回来てくださる理学療法士からのアドバイスを元に毎日全身のリハビリを行っています。


ほぼ寝たきり状態で、殆どの事を全介助にて行なっている方で、昨年4月くらいから個別リハビリを行ない始め、10月くらいまでリハビリの成果があまり現れてこなかったものの毎日続けていることによって、左右同じくらいの動きでしかなかった上肢(腕・肩・手)が今では、左側が以前に比べてスムーズに動くようになっています。それにより清潔動作、着替えの時自分で手を動かされたり、リハビリの声掛けに自分から自発的に行なってくれる等、目に見える成果が出てきています。
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 清潔動作では、朝の洗顔時に温かいタオルをお渡しして自分で洗面を行なって頂いたり、口腔ケアの際、濡らしたり凍らせた、口腔綿棒を顔の前30センチくらいのところに差し出すと、腕を伸ばされしっかりと綿棒を掴み自ら口腔ケアして頂ける事が多くなっています。最近では入浴の際、T字剃刀をお渡しし、鏡の前に移動すると左手で持ち右側の顔ひげをそられる様子見られています。
また、短時間に簡単に出来る指の運動に職員とのじゃんけんも行なっています。グー・チョキ・パーと職員の声掛け・動作に同じ動きをしてもらえることもあります。
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下半身の運動では、膝を立て職員が介助にて、左右に開く運動をする事によって、股関節の開く幅が徐々に広がってきています。最近では膝を立てるだけで膝の間に隙間が出来,筋肉の緊張がほぐれてきている様子がわかります。
また、最近ではベッドに座っていただき、職員の肩を掴み、床に足を下ろして座位を保つ事も行ない始め、1分ほど座っていただける事もありました。
まだ、足首が硬く足の裏が床につかないので、今後もリハビリを続けていき成果を期待したいと思います。