2月16日に沖縄三線奏者の山内昌也さん、いんやく りおさんのお二人に来ていただき、沖縄伝統芸能コンサートを開催しました。
施設の職員がお二人とご縁があり、はるばる遠い沖縄から気温差24℃の真冬の北海道へ来ていただくことができました。人のつながりは本当に大切ですね。ありがとうございます。
ここで簡単にお二人のプロフィールのご紹介をします。
山内 昌也 様
沖縄県沖縄市出身。沖縄県立芸術大学卒業。同大学院修了。小学校5年生より三線を始める。学生時代より数々の賞を受賞している。日本国内はもとより海外でも演奏している。現在、沖縄県立芸術大学准教授。
いんやく りお 様
2001 年東京生まれ、2011 年沖縄に移住。缶から三線奏者。ユニークな音作りと、背面弾きなどと豪快なパーフォーマンス、缶から三線&エレキ三線の2丁弾きが演奏の特徴。2018年夏、アメリカでコンサートを開催、好評を得る。
コンサートの始まりは沖縄の伝統芸能の一つである「沖縄空手」の演舞から始まりました。
(上)沖縄空手も三線も得意な田中援助員の演舞です。
そして、いんやく りおさんの演奏です。缶から三線とエレキ三線の2丁弾きという現代的な音楽で伝統芸能を表現してくださいました。アップテンポで若さ溢れる三線のパフォーマンスに会場は圧倒されました。素晴らしかったです!たくさん元気をいただきました。
師匠の山内先生の演奏です。いんやくさんのアップテンポな三線とは対照的に伝統のある沖縄三線の音そのものを体全体で表現されていたという印象でした。静かで穏やかな時間が流れていたように思います。
最後は山内先生といんやくさん、田中援助員によるセッションです。曲は「島人ぬ宝」を3人で演奏です。
沖縄の伝統的な音楽に触れる機会に恵まれ、職員も利用者も良い時間を過ごすことができました。「今日はほんとによかったよ。ありがとう。」と涙を流している利用者さんもおりました。アンコールにも応えていただき、大満足なコンサートでした。山内先生、いんやくさん本当にありがとうございました。