現在、ケア改善委員会で活動しているシーティングの対象者の方で車椅子改造された入居者の方の車椅子が完成しました。
この車椅子を使用している方は、硬縮が強く車椅子に座っている間に段々ずれてしまい、身体の硬縮や座っている時の姿勢の悪さから、食事中嘔吐を繰り返していました。PTの方から頂いたアドバイスを元に現在施設にある備品を使用し車椅子の改造をしました。
上の写真とほぼ同じ効果があります。
車椅子の改造が終わるまでは施設にある座布団等を利用し、車椅子に座っている時の姿勢を良くする事により、食事中嘔吐される機会が減り体調不良時以外は嘔吐する事が無くなり、車椅子からずる事もなくなりました。どんなに硬縮が強い方でも、工夫次第でその方に合った姿勢が出来る様にする事が可能という事が分かりました。
施設全体の意識もすこしずつ変化しており、月1回PTの方のアドバイスで「リハビリは大変」という考えが変わりつつあります。